私が男ながら元ガールズバー店員でした。
だからこそ!!
言わせてもらいたいんですよ!!
どうも行き慣れていないのに粋がる人や、
恋人を探しに来ている人が多いのではないかなと思います。
正直に言ってしまえば、自分も男です。
女性を求めて宵町を歩くのを否定することは出来ません。
しかし、ガールズバーやキャバクラという場所は、女性を探す場所ではありません。
ほとんどの女性は、
お客さんに対して、お客さん以上の感情を持てないからです。
勿論、ガールズバーで彼女をゲットという話は、ないわけではありません。
でもそれは、人間的に出来ていて、常識のある人だからなせる技。
はじめからそれ目的で行っている人には、まったく縁のない話です。
<一見さんはお客さんですらない>
一番最初にお店を訪れた時、誰しもが新規として扱われ、一見さんです。
しかし、よく勘違いしている人は、一回行けばお客さんという認識で居るのです。
正直な話
着いた女の子がよっぽど記憶力が良かったり、
印象的な話をしたり、
法外な値段を払ったり
といったことがあれば一回目で覚えてもらえる可能性はあります。
しかし、多くのガールズバー店員は、
一回しか来たことのない人の顔なんかすぐに忘れてしまいます。
入れ替わりの激しいお店なんかでは、
その人のことを覚えている人もすぐに入れ替わってしまうので、
もし行ったとしても、またもや新規で通されることもあります。
期間を開けたとしても1ヶ月。
これ以上期間を開けると、顔を忘れられている可能性が大きいです。
また、一回目でLINEや連絡先を交換するのは、あまりオススメしません。
その程度で、連絡先を交換しても、店員側は期待を持たないからです。
2回目以降に来た時に
「また来たいんだけど、君が何日に居るか分からない」
等の話から入れば、その女の子の連絡先をゲットするのは簡単です。
勿論、一回目でするなとは言いません。
女の子もお店から連絡先を交換するように言われているからです。
ただし、そういう場合は必ずお気に入りの女の子を見つけた場合にしておきましょう。
あなただって、その気のない女の子から営業メールなどを送られても、ウンザリするだけですからね。
<酔っ払ったらカモられる>
ガールズバーなどのお酒を出すお店に行けば必ず酔っ払ってしまうものです
しかしながら寝こむほど酔っ払うのはご法度です。
酒は飲んでも飲まれるな!!
もしも寝込んでしまった場合、カモられる危険性があるからです。
勿論、判断能力の低下や、記憶の混乱なんかもありますね。
カモられると言うのは、基本的にガールズバーで時間のコールは一回のみで、
その後は自動延長などというシステムのところがあるからです。
会計時に、出したことのないドリンクがあっても、結局は払わされることになってしまいます。
そもそも店で寝るな!!
酔っ払ってゲロを吐こうものなら清掃代など払わされる上に、
店員から白い目で見られるのは確実です。
私も、何人のゲロを拭きとったことか…。
どうせなら、楽しくお酒を飲んでほしいものです。
<YES女の子!ノータッチ>
キャバクラもそうですが、女の子へのお触りは厳禁です。
どんだけ金を払おうが、触ろうとした時点でその人の評価は最低ランク。
次に来た時に、女の子全員から逆NGを出されることだってあります。
そもそも、そういうお店ではないということを理解していない猿が多すぎます。
ガールズバーやキャバクラは、楽しくお酒を飲む場所です。
なぜ居酒屋へ行って触ろうとしないのに、そういうところだったらと思うのでしょうか?
ガールズバーの多くは「飲食店経営」です。
つまり他の居酒屋と経営は変わらないのです。
もしも、お触りがキツイという話になれば、「強制わいせつ罪」として
警察のお世話になることもありますのでご注意ください。
どうしても触りたい場合は、迷わず風俗へ行くことをオススメします。
<女の子の交代時間>
女の子の交代時間は、基本的に15分〜20分です。
女の子が少ない場合は、30分ということもありますが、
3人交代したらそろそろお時間だと思ったほうがいいでしょう。
ドリンクなどを出す場合は、着いてすぐか5分くらいで出してあげるのがベスト。
逆に言えば、ドリンクを出すか出さないかの判断は最初の5分に判断できるものです。
最初5分は、女の子は全力を出してきます。
この5分を過ぎると、よほど話が弾まないかぎり、女の子は塩対応になってきます。
盛り上がっているのであれば、その子のテンションを維持するためにも
ドリンクを出してあげないと、結局後悔するのは自分ですよ。
<ドリンクは絶対に出さなければならない?>
お客さんとしてガールズバーを訪れる上で
一番ネックになるのが、ドリンクを出すか出さないかでしょう。
ドリンクを出せば、それは自己負担になるわけですから、出来れば出したくはありませんね?
しかしながら、ドリンクを出さないお客さんは、裏では「クソ客」と呼ばれます。
お客さんの手前、店員はそれを表には出しませんが、絶対に思っています。
そして、それは態度やテンションに大きく現れます。
もしも、本当に楽しみたいと思うのであれば、ドリンクは出してしかるべきです。
ただし、絶対に出さなければいけないというものでもありません。
自分が楽しくないものに対して、投資をするのは無駄遣いです。
自分が楽しむためにドリンクを出すのは、自己投資なのです。
先程も書いた通り、ドリンクを出すか出さないかの判断は最初の五分で判断できます。
気に入った子や、話の面白い子は、ドリンクを出して自分が楽しむ。
逆に女の子はドリンクをもらったら、その人をもっと楽しませるために努力する。
ガールズバーのドリンクはそういう意味です。
<ガールズバーで彼女は出来ない>
多くの方が勘違いしているのは、
ガールズバーで働いている女の子は尻が軽い!?
と思っている所です。
これは全くの間違いで、大半の女の子はしたたかで、
仕事とプライベートを割りきって考えます。
キャバクラやガールズバーの女の子がチップでヤラせてくれたのは、大正ロマンの時代です。
一番多い悩みは、
「一回来ただけなのに、デートに誘ってきたり、彼氏気取りをする」
と言ったものです。
そんなやつ居ねぇだろと思ったかと思いますが、結構このパターンは多いです。
なんの自信があってそう思うのかは全く理解できないのですが、
この手の相談は結構な女の子から聞きます。
勿論、そういう相手を手玉に取って
お客さんにしてしまう「色恋」という営業方法もあります。
でも、ガールズバーで彼女が出来るなんてのは、とんでもない幻想です。
そもそも出会いの場ではありません。
居酒屋に行って、ナンパをしたら、何%で成功しますか?
そして、相手はそういった相手を何人も相手にしてきた猛者です。
さて、勝率は?
ヘタしたら、
色恋で営業をかけられて、
気づいたら音信不通で、
その子も居なくなっていた なんてこともあるんですよ…?
<最後に>
最低限、常識として抑えておいて欲しいマナーは以上です。
こっちは客だぞ と思う人も居るでしょう。
理不尽だって思う人も居るでしょう。
でも、悲しいことに「お仕事」なんですよ!
こちらも慈善事業でやっているわけではありません。
ご理解の程、よろしくお願いします。
コメント