前々から友達や彼女から勧められていた
「ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)」
をようやく見ました。 全部!
女性がハマるというのはなかなかない事かもしれないですが、
多くのガルパンおじさんが出来たのもうなずける出来だなと思いましたw
<ストーリー>
ストーリーは、戦車道と言う戦車を使った
作法のようなスポーツのようなものがある世界で、
家元の娘である主人公が奮戦する物語です。
家元の娘とは言っても、試合での失敗から戦車が嫌いになり、
戦車からも家族からも逃げ出し、戦車道のない学校を選んだのですが、
政府からの通達で学校に戦車道が復活します。
戦車道の全国大会を優勝するために、戦車や仲間と共に頑張ると言うストーリーです。
<男の子の世界で言うと甲子園>
ガルパンは男の子で言うと甲子園みたいなものじゃないかなと思います。
この世界では、戦車は女性だけのものだったりしてしまうので、
そう言う意味では青春と全国大会って言うところで、
甲子園と言えると思います。
だからこそ、最初はほのぼのと言うか日常系の入りなんですけど、
いざ試合が始まると地形・戦略・情報が大きな勝利の要因になってくるんですね。
なおかつ戦車などの兵器というのは男の子にとっては魅力的なものです。
キャラクターが人気と言うよりも、戦車・世界観・細かい描写が人気の理由と言えますね。
<歴史知識も入っている>
女の子にオススメ出来る部分と言えるのは歴史知識も入っている部分です。
軍事という偏った方向の話にはなりますが、
相手高校にもそれぞれモチーフがあって、
アメリカ・フランス・ドイツ・ロシアなど各話にあったようなマニアックな知識が得られます。
細かすぎるわ!
とツッコミたくなるような知識も入れているので、
歴史が好きな人にオススメと言うか、自慢?できるかもしれません。
ただ、細かすぎるわ!とツッコミが入ります。
<細かすぎるミリタリー知識>
先ほども書きましたが、細かすぎるのは歴史だけではありません。
ミリタリー知識についても細かい知識が身につきます。
一口に戦車と言っても、国によって型も種類も違いますし、
同じ国でも運用の違いがある訳です。
そこに、ヤケに力の入った作画が加わり、キャタピラの微妙な動きまで再現している…。
なので、ミリタリーが好きな人は漏れなくガルパンにハマってしまうという訳ですよ。
ガルパンは細かいところまで力の入った作品だなと感じました。
ありきたりと取れる部分もあるのですが、
そこをフォローするようにキャラクターの感情も細かく描かれていたり、
深すぎる知識や作画の力の入れようなど
細部を詰め込むだけ詰め込んだような作品に仕上がっています。
ダダダッと書きましたが、やっぱり見てみない事には理解が出来ないと思います。
それくらい語れていない部分があるんです。
だからこそ「ガルパンは…イイぞ」と言う言葉が生まれた事にも繋がるんですが、
戦闘の手に汗握る感や白熱のしようって言うのは、
甲子園を見ている感覚にとても似ています。
結果を知るだけならニュースでもなんでもいいですが、
やっぱり実際に見た方が楽しめる。
そんな作品です。
ガルパンはいいぞ!
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