痛ましい事件が起こる度にこういったことが騒がれます。
テレビのコメンテイターが独自の持論をトークして
今度から起きないようにしようといいます。
でも、起こるものは起こるのです。
最近起こってしまったのは神奈川県の障がい者施設襲撃事件
”https://www.rino-iroiro.top/2016/07/26/またも大量殺人%E3%80%82神奈川障がい者19人殺人がヤバ/″
死者19人という日本では2番目となる大量殺人です。
勿論、他にも痛ましい事件が過去に起こっていますが
それらのことを知っているはずなのに対処ができない
今回の事件も、犠牲者が少なくなったかもしれません。
過去の凶悪事件の動機
過去に起こった大量殺人事件…。
津山事件
池田小学校襲撃事件
秋葉原歩行者天国襲撃事件
これらの事件に共通することは
いずれも単独犯で、独善的な理由があったということです。
津山事件は他の事件とは異なって
村八分にされ、本人も肺炎を患っており
それらに対しての復讐という形で起こった事件です。
この事件を大きく参考にしたいと思ったのは
他の事件が多くの共通点を持っているからです。
・俗世や世間と一定の壁がある
・主犯は生きることに意味が無いと思っている
・自分一人で死ぬのは嫌だと恨みを持っている
この3つの事件に共通しているなというのはこういう部分です。
神奈川19人殺しの犯人
神奈川の襲撃犯である植松は
これらの事件とは違って、強い意志があったことが感じられます。
それは、他の事件とは違って
動くための原動力
ともすれば、仕事をするのと同じレベルで動いているのです。
そうすることがまるで使命であるかのように振舞っている
しかし、その割には犯行時は慌てていたとも言われているのです。
でも、彼の行動はサイコパス的な考え方と言って間違いないでしょう。
サイコパス−反社会的心理病−とは
日本のサイコパスとされる人は
埼玉幼女連続誘拐殺人事件の宮崎勤
が一番有名なんじゃないでしょうか。
よく凶悪な事件が起こるとサイコパスだという人も多いのですが
サイコパスというのは、誰でも持ち合わせている要素なのです。
目的が成したことではないのです。
例えば、トイレに行きたいと思ってトイレに行きますよね
そして、大なり小なりして、手を洗って出て行く。
この時の理由は排泄物を身体から出したいと思ってトイレにいくわけです。
トイレにこもりたいからトイレにいく人は居ませんよね…？
植松の例を挙げると、彼の行動理由は社会を良くしたいから
そのための手段として、障がい者施設をしゅうげきしただけの話なんです
こう言うと、非常な人間と思われるかもしれませんが
我々には両親というものがあり、共感性という部分があります。
勿論、犯人である植松に共感するわけがないんですが
冷静に見ていけばそういうことだというだけです。
サイコパスと診断される人々には
人に対して共感することが少なく、相手の行動が自分とは違いすぎている
そういう意識が働くものです。
私自身はサイコパスを調べていく内に
彼らの考えとしてはこう考えるのではないかと思いだした話なのですが
彼らは自分のしたことに責任を持つわけではなく
やってやったぞ！とか、やって当たり前だった！と
自らを正当化し、自分中心での物事を考えています。
そのため、犯罪などもただの手段でしかないのです。
トイレットペーパーをどの会社のものにしようか？
そんな感じで標的は誰に？得物はどれに？なんて意識なんですよね。
サイコパスが凶悪事件を起こす前兆
これは残念ながら防ぎようがありません。
彼らは息を吐くように嘘をつき、共感するふりをして
私達の心のなかにするりと入ってくるのです。
ただし、サイコパスは相手が共感できることでも
共感しづらいと感じるところがあります。
主に、理路整然と理論建てないと考えられない
なぜ？と理由が必要になってくるのです。
理由が分かっているものに対しては
ものすごくうまく演じることが出来ますが
理由のわからないことはわからないままなのです。
勿論、そう言った人すべてがサイコパスと診断されるわけではなく
あくまでも統計的に多いという話です。
そもそもこんなことを言えてしまう私にもそういう要素があるという事ですね。
サイコパスから身を守る
誰がサイコパスか…
そんなことは誰にもわからないものです。
だからこそ、普段から危険意識を持っておくことが必要です。
日常的に交通事故は起こり、人が死んでしまいます。
何故自分だけは安全だと思えるのか…？
むしろ、凶悪事件が起こった時にだけ騒ぐのではなく
普段から起こると思って行動したり考えたりしておくのが大事です。
サイコパスの起こす事件は、もはや災害と考えるべきなのです。
自然ではありませんが、必ず起きる!!いつ起きるかは分からない!!
それが身を守る一番の方法でしょうね。
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