VHSのビデオデッキ、ついに生産終了…「続けて」とファンの声殺到、大切に撮りためた思い出ビデオはどうする?
”http://www.sankei.com/life/news/160817/lif1608170028-n1.html″
また一つのメディアが終わってしまった。
今までテレビを支えてきたVHSのビデオデッキが生産終了し、もはや時代は完全にDVDや小型のメモリーカードに移行している。
ちょうどVHSとDVDの間に育った人間としては、VHSの終了が仕方なくもどこか寂しさを感じてしまう。
VHSとは
VICTOR ビデオテープKシリーズ 3T-120AVK VHSビデオテープ
VHSは
V-ビデオ
H-ホーム
S-システム
の略称で単純にビデオとして言われ、映像を録画する事の出来る機械でした。
繰り返し録画することも出来ましたし、
手動での巻き戻しも出来ました
(手動での場合はマッキーを使う)
Blu-rayやDVD以前はビデオが主流で一家に一台はビデオデッキがあったものです。
あんまり何回も見ると擦り切れて飛びが出たり、埃にも弱かったですね。
DVDの台頭
三菱化学メディア Verbatim DVD-R(CPRM) 1回録画用 120分 1-16倍速 スピンドルケース 50枚パック ワイド印刷対応 ホワイトレーベル VHR12JP50V4
2005年くらいからはビデオよりもDVDが主流になって、PS2などのゲーム機がDVD再生機にもなったので、ビデオはこの頃から下火になります。
また、パソコンが普及した事もあって
別の機器を繋げなければならないビデオは使いづらいし場所も取るという事で、
若者の間ではオワコンとも言われていましたね
誰が使うの?
VHSは基本的に古いものですが
おじいちゃんやおばあちゃん世代はもちろんの事、テレビ局なんかも古い映像はVHSに保存されています。
だから、需要がまったくないという訳ではなく、最近は古いものが流行る傾向にもあるので、若い世代での需要もあるんじゃないですかね…(⌒-⌒; )
衰退していったものたち
カセットテープ
日立マクセル オーディオテープ、ノーマル/タイプ1、録音時間60分、10本パック UR-60L 10P(N)
映像は残せませんが、音楽や音声を保存できました。
ラジカセでも再生できて、電池で動くところが魅力の一つでしたね。
MD
カセットテープの後継として出てきた音声・音楽を保存することの出来る記憶媒体。
こちらもラジカセで聞けたり、専用のMDレコーダーが人気になりましたね
フロッピー
イメーション 3.5インチFD DOS/Vフォーマット10枚入 紙箱×1 US仕様品 MF2HD-WIN-10KS
総容量1.6Mバイトと言う非常に少ない容量の記憶媒体でしたが
当時としてはそこまでデータ容量はいらなかったんです。
ほとんどが文章ファイルでしたからね。
他にもMOなんかもあったんですが
その頃にはCD-ROMが普及していてあまり知られることなくなくなりましたね…
衰退の原因
これらの機器が衰退して行ったのには
小型化と簡略化があり
今は携帯でも動画を見れるようになりました。
DVDも今はまだと言う感じがしますが、録画なんかはHDDに移行している人も多いです。
I-O DATA USB 3.0/2.0対応 録画用ハードディスク 2.0TB AVHD-UT2.0
また、容量が足りなくなってきたのも一つの要因ですね。
昔は600Mバイトあれば事足りたのに
今は1G以上のファイルは普通。
DVDも8Gくらいしかないですし
Blu-rayと比べると少ないなというのは頷けます。
その分、画質や音質が良かったりするんですけどね。
まとめ
古いものはどんどんなくなって、新しいものが普及していきますが、それぞれに使い道はあって需要がなくなることはありません。
小型化が進むことで、見つけることができなくなったり、アートワークの設定なんかも面白さの一つだったんです。
日本の歴史として覚えておいていいのではないでしょうか!
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