この褐色の貝があなたの命を奪うというと信じる人がどれほどいるだろうか…
片手で持てるこの小さな貝は、これまで様々な人の命を奪ってきたのだ。
コノトキシンという強力な毒
アンボイナガイの仲間はコノトキシンという強力な神経毒を持っていて
獲物に針をさすことで毒を注入して捕食します。
獲物となるのは小魚なのですが、この毒は非常に強力で
人間が刺されても大きな危険をともないます。
この毒の強さはコブラの37倍も強いとされていて血清もありません。
毒は20分ほどでききだし、めまいや呼吸困難が現れます。
乗り切れば後遺症はない
コノトキシンは呼吸器系を麻痺させるためのものなので
専門機関で呼吸器をつけて、12時間以降経過すると後遺症の心配はありません。
ただし、海の中で刺された場合は、そのまま溺れてしまうこともあるので
足元なんかに注意するようにしましょう。
まとめ
食用にも使われ、コレクションとしても人気の高い貝ですけども
ときには命を危険に晒すこともあります。
海には危険がいっぱいあるので、なんでも触らないようにしましょう!!
コメント