元男性恐怖症の人が男性恐怖症の女性に言えること

健康
Therapist comforting a patient
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異性という存在は恋愛の対象になると同時に恐怖の対象にもなりえます。

主な恐怖の原因は
レイプ、ストーカー、痴漢、露出

これらの結果男性恐怖症になってしまうことは仕方のない事だと思います。

私が男なのにも関わらず、そんなの気にするなよと言わないのは私自身が男性恐怖症だったからです。

ちなみに、私の場合はレイプ未遂と露出ですけどもね…(⌒-⌒; )

さて、そんなの気にするなとは言わないまでも治していかないと不都合になるのは事実です。
社会生活する上で、まったく男性と関わらないと言うのは難しいですからね。

別に世の中の男性全てを嫌いになってもいいんです。
出来れば同じ男性恐怖症だった自分は除いていただけると嬉しいですけどw

 

 

正直に申し上げると、精神疾患は薬を飲んだから治るというものではありません。
むしろ薬に頼らざるを得なくなり、依存症になってしまうことの方が多いです。

男性恐怖症を克服すると言うのは、実は難しいことではありません。
あなたの認識を少しだけ工夫していくことで、大きな改善になるのです。

視野が狭く遠くまで見ている

男性恐怖症に限らず人間不信の一番の要因となっているのが思い込みです。

例えるならば、パンと言われた時にフランスパンが一番最初に来て、フランスのパンは全部硬いんだろうな
と思ってしまうことと同じです。

もちろん、そんな事はないと頭では分かっていても、体がついていかないことも分かります。

でも、一旦はそこでいいんです。
そんな事はないと頭で分かるなら次に進めます。

身近にいる男性を整理する。

あなたの周りにいる男性を整理しましょう。
恋人、親友、友人、知り合い
嫌いなやつ、好きなやつ、好きだったけど嫌いになったやつ

とにかく、こいつはこんな奴だったなぁと整理します。

全員じゃなくてもいいし、友だちと呼べる人だけでも構いません。
そして、辛くなったら辞めてもいい。

とりあえず、身近にいる男性を整理して自分との関係性を思い出すのが目的です。

男性恐怖症だとバラす

ここからは勇気のいる行動が続きます。
まず他人に男性恐怖症だとバラしてしまいましょう。

これは他人への理解を深めるのも一つの目的ですが、自分が男性が苦手だと言うのを自分で確認するためです。

なぜそんな事が必要かと言うと、秘密にしていると自分をドンドン追い込んで、なおかつ自分はなんて卑怯な人間なんだと自己嫌悪に陥るからです。

ぶっちゃけ、他人の意見なんてどうでも良くて、自分がそういう状態だと自覚する事である程度の冷静を保てるようになります。

 

女性友だちと会う

自覚が出来たのであれば、次は人と過ごす訓練をします。
女性友だちとしたのは、男性恐怖症の人にとって女性の方がハードルが低いと思ったからです。

別に女性である必要はないし、大丈夫だと思ったならこの工程はすっ飛ばして構いません。

ただ、案外女性であっても自分とは違うのに呼びつけて申し訳ないだとか
この苦しみを分かってくれないよね
なんて思いがあるので、人に会う事自体が苦痛になるのです。

だからこそ、まずは恐怖を感じない人から人と関わることを再度感じていかなければなりません。

 

男性友達を使う

さぁ、工程もラストスパートがかかってきます。
男性友達を使います。

使うと言っても、はじめからデートに行ったりとかではなく、メールやラインのやり取りから始めてOK

認識として、こいつは大丈夫だと確信できてから会って食事みたいな感じにしましょう。

一人で会うのが辛ければ、友達数人と一緒にと言う選択肢もあります。

満員電車に乗ろう

ここまで来たら、後は男性という異性に慣れるのみです。
一番人がごった返している満員電車に乗り込み、知らない男性を間近にして見る。

もちろん、途中で降りるのもいいし
その後タクシーで帰っても大丈夫。

何度か繰り返すうちに、自分はここまで出来たのだと言う自信が出来て、負い目を感じる事がなくなるかと思います。

 

おめでとうございます。あなたは男性恐怖症を乗り越えました。

おめでとうございます。
ここまで来れたら、男性恐怖症をほぼ克服したと言っていいでしょう。

こんな事で本当に治ったのか
と疑問に思うかもしれませんが、実は精神疾患に完治はありません。

ただ、考えていただけると分かりますが、男であれ女であれ危害を加えて来た人間に対して恐怖を抱く事は当然です。

それが視野が狭まったり、理解ない発言によって自己嫌悪に陥るから男性全てに対して拒否反応を示してしまうのです。

実際のところ私も完治したとは言い切れません。
ふと男性に拒否反応を感じる事があります。
そう言う時は、あの時はそうだったけれど今は大丈夫。克服したと自分に言い聞かせます。

精神疾患の完治は本当に難しい。
でも、自分の中で折り合いをつけて軽減していく事は出来ないことではありません。

仕方ないで済ますのではなく
そういう病気だけどなんとかしてますと言う方がストレスも溜まりにくいです。

 

 

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まとめ

実は私はこれに関して医師の意見を聞いたわけでも、誰かに教えてもらった訳ではなく自己流のやり方です。

工程も自己認識、女性との慣らしをすっ飛ばして、整理と男性友達を使うくらいの荒療治でやりました。

まぁ、だからこそ
徐々に慣らしていく方がいいと言うのを後々になって学習したんですけどね

まぁ、なってしまったもんはしょうがないんだから、それに、どう折り合いをつけるかって言うところが大事なんですよね。
折り合いさえつければ、ずっと男性が苦手でも構わないとさえ思っていますから。

だから、一人で抱えなくていいんですよ
ここに男なのに男性恐怖症の人も居るんです。

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