たびたびいじめ問題について言及してきたりのとしては、
このいじめというやつも日本の悪しき習慣の成れの果てではないかと思うのだ。
日本には、まだ村という部分が残っているわけだが、昔は至る所に村があった。
そして、なんとも恐ろしい習慣が「村八分」と呼ばれるものだ。
村八分は、村人総出で対象となる一家に対して攻撃をしたり、無視をしたりする。
まさに「いじめ」と同じようなことを、昔から日本はやってきたのだ。
結局のところ、いじめという問題は、脈々と続いてきたもので、
今になってどうこう目立ってきたからどうこうという問題ではないのだと言うことだ。
被害者が悪い、加害者が悪い
そんなことは当人同士で話し合えばいいはずなのに、
引っ込み思案な日本人の思考が直接攻撃するよりも真綿で首を絞めるかのごとくして、陰湿陰惨に成り果てている。
結局のところ勇気がないのが日本人だ。
他人を足蹴にして誰かより凄いだろうと自分の欲求を満たしているに過ぎない。
私がいじめに対してどう対処したか知っている人はほとんど居ないだろう。
何度となく記事をあげてはいるが、それは私自身があまりいい記憶だと思って居ないことも理由の一つだ。
殴り合いだ。
私一人vsいじめっ子+他学級の生徒と殴り合い。
もちろん結果は分かりきっているが、そこまでやってようやく学校側も対処を余儀なくした。
だが、担任は責任逃れのつもりなのか、
「あいつらも悪いけどお前も悪い」なんてことを抜かしたのだ。
これがいじめの現実だ。
どう転がっても、誰も悪いと思って居ない。
厚顔無恥で、引き際もわきまえない。
自分たちが多数派だからと村八分にするDNAが日本人をいじめは正義だと思っているんだ。
言葉で言うのは簡単だ。
いじめは良くない
うちの担任もよく言ってた。
だが現実に行動で示せる奴は居ない。
村八分でも、村八分にされた者に誰かが加担したら、
次の標的はその一家になったからだ。
そんなことは分かりきっている。
次はお前が変わるか?と聞かれて、
変わる奴がいるか?
私だって嫌だね。
どれだけ世間が騒いだところで、閉鎖された村や学校という場所は世間の声が届かない場所なのだ。
今できるのは、古臭い日本の悪しき習慣をいかに見つけ出して淘汰していくかだ。
日本がこんなに陰湿になったのはいつの時代からなのだろうね…
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