コスプレイベントが日本に浸透して数年がたち
もはやコスプレは日本のサブカル文化の一つになっている
個人の趣味としてやるコスプレは勿論だが、企業イメージをアップするためのコスプレなど
もはやコスプレは産業の一つとして成り立っているといってもいい。
このコスプレイヤーと言うのは、一種のアイドル的な要素があって
消費者が居るからこそ産業として成り立つわけだが、消費者の多くはカメコと言われる存在だ。
カメコとは
カメコと言うのはカメラ小僧の略称で、
風景や人物など写真を撮るのを趣味としている人の総称である。
コスプレイベントの多発によって、カメコはカメラマンという役職へと昇華していった。
もっとも、撮影所やスタジオで専属で撮るようなカメラマンでもないし
戦場へと繰り出していく某カメラマンとも違いアマチュアだ。
プロのカメラマンが時々カメコとして活動している例もあるが、ほんの一握りであるが
カメコも腕がいいとコスプレイヤーからの人気を勝ち取り
個人撮影などに呼ばれたりする。
腕以外にも、機材等を多く持っていたり準備の良いカメラマンは人気になる場合が多い。
ブラックカメコとはなにか?
ブラックカメコとは、主にセクハラ行為をしてくるようなカメコのことだ。
イベント会場などで、スカートの中を狙うローアングル
個人撮影などでの激しいまでのボディタッチなどが該当する。
コスプレイヤーには女性が多く、ブラック認定は一概には言えないまでも
多くの被害者が出てくる場合には、Twitterなどでお祭り騒ぎになる場合もある。
ブラックカメコの認定は、人それぞれによるが
個人撮影時の不必要なまでのボディタッチや、ホテル撮影の強要など
誰もが「あぁ…」となってしまうような行為は、ブラック認定されやすい。
ブラックカメコが出回らないわけ
ブラックカメコの話が世間にあまり知れ渡っていないのは
人間関係の構築に問題があると考えられる。
とある人物が告発されたことがあったのだが、その時に「過去に私も被害に会いました」など
その時は言えなかったのだけれどと言うものが多く報告されていた。
コスプレイヤーのつながりというのは、意外と世界が狭い。
私の働いていたバーの店長なんかは元コスプレイヤーだったわけだが
その繋がりがある人なんかも居るわけで…(正直やりづらい)
この人間関係を崩すことを恐れるあまり、口を閉ざしてしまう被害者が多い。
さらに、腕のたつカメラマンはごく一部であるから、認知の低いコスプレイヤーの発言は埋もれてしまう。
もっとも気をつけたいのはリベンジポルノだ。
相手がカメコという立場にある以上、公開されたくない写真も握られている可能性がある。
その写真を公開されるかも知れないという恐ろしさから、カメラマンの告発というのは発生しにくい。
ブラックカメコによる問題
ブラックカメコによる問題は、意外と公開されていたりする。
名前をググって、ブラックカメコリストなるものに行き当たることも少なくない。
はじめは純粋な気持ちで撮っていたはずの彼らが、なぜそのような行為に走ってしまったのか
ある種魔が差したというものなのかもしれない。
さて、それではどういった問題が多いのか?
先に取り上げたように、個人撮影を行った場合にセクハラされたなどだ。
コスプレイヤーに撮ってもらいたいシュチュエーションがあるようにカメラマンにもそれはある。
口頭で伝われば、それに越したことはないが、どうしても指示が難しい場合などは行動でということもなくはないかもしれない。
私がカメラマンの立場であれば、ポージングはその場で自分でやればいいと思うのだけど
微妙な部分であったりなどは難しいのかもしれない。(正直、そこまで難しいポージングってジョジョ立ちくらいのものだが)
次に多いのが、ホテル撮影を共用されたというパターンだ。
ホテルというのは、スタジオよりも安い場所があるし、コンセプトが決まったホテルなんかもあって
ホテル撮影自体は珍しいことではないが、こと2人きりでの撮影ともなれば女性が不安を覚えることは難しくない。
そして、更に問題なのは最近のコスプレイヤーは年齢層が低下してきていて
未成年は勿論なのだが、高校生や中学生がコスプレをしていることも少なくない。
もしもそう言う行為が行われてしまった場合は、各自治体によって定められた青少年健全育成条例に違反する。
また相手が13歳以下だった場合は「強姦罪」も適用されてしまう。
コスプレイヤーの中には、ホテル撮影をしたいという人もいる。
勿論、1人ではなく彼氏と一緒になど条件はある。
まぁ、正直口出しさえしなければ、その条件は厳しいものではないのだから
「ホテル代はご負担お願いします」くらいの条件であれば双方に遺恨は残らないだろうと思う。
まとめ
私がブログで取り上げたのも、最近はこのブラックカメコの横行が流行っているからだ。
私の彼女も被害者の1人であるし、他にもこんなことがあったとTwitterではよく見かける。
すべてのカメラマンがそういう存在ではないのことは勿論だが
白いキャンパスに黒いしみがあると、どうしてもそれが目立ってしまう。
あえてホワイトカメコと言わせてもらうが
そういう人たちの健全な活動のためにもこういう行為は淘汰されていくべきだし
取締を厳しくしていくことも日本の文化を守っていく為に必要だと考える。
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