このところ、少し大きめの地震が頻発している。
大阪で震度6があったかと思えば、千葉でも震度6があったりだとか、注意しなければならない事態なのは確かなのかもしれない。
もともと日本は地震大国。
さまざまなプレートが入り組んだ場所に位置しているから、地震自体は珍しいことではない。
ただ、大きな地震はやっぱり怖い。
そんな中、色々なところで地震の予言に関する情報が出て来るけれど、全く当てにならないと言う事をお伝えしたい。
6月21日の地震予言
的中率80%の海外の預言者が予言したXデーは2018年6月21日。
南海トラフ地震が起きると予言されていたのだけれど、見事に外れた。
彼によれば、予言回避の為に各所に手紙を送ったり、意識の関係で予言が事実にならないことがあるとの事だが、完全に言い訳である。
6月23日の予言
次に危ないと言われていたのが、UXと言う人物の予言で2018年6月23日の予言。
これも南海トラフ地震が起きると言う予言だったが、見事に外れた。
そもそも、この人物の予言では、震度8とか新しい基準が生み出されていた。
被害が甚大なのは中国地方と言う事だったが、それが大雨を指してのことなら納得できる部分はあるけど、地震じゃないよね。
7月18日の予言
次に危ないと言われたのが2018年7月18日の予言で、少し難解な予言の仕方をされていたみたいだ。
数字の羅列から算出されただけの数字だったので、予言としては微妙なところだけど、ツイッターではそれなりに盛り上がったようだ。
もちろんこれも外れた。
7月22日の予言
海外の預言者が予言した次のXデーは2018年7月22日。
地震ではなく富士山が噴火すると言う予言だ。
富士山は活火山であり、100~200年周期で噴火しているので、たしかに噴火自体はするんだろうが正しいかどうかはマユツバ。
そもそも、2~3日ごとの予言に対して、騒ぐのももう疲れた。
結局、外れるんだろうな…。
南海トラフ地震は起こるのか
南海トラフ地震に関しては、必ず起こる。
というのも、南海トラフ地震は100~150年周期で起こっている地震だからだ。
直近の南海トラフ地震は戦後すぐに起こっているので、そろそろ70年たつ。
一番早い周期では、80年たった辺りでも起こった事があるので、時期的には警戒度は高いと言えば高い。
とはいえ、統計的には100年前後の頻度であるので、70年そこそこで少し騒ぎすぎな気がしないでもない。
結局のところ地震予知は可能なのか?
結論無理!
はっきり言ってしまえば予言なんてのは言ったもの勝ちで、その実外れている事の方が多い。
外れないという人の予言をよくよく見てみると、期間に間があったり抽象的な事でどんな風にも取れるように言われている。
占いと同じで、明日いい事がありますって言って実際は100円を拾っただけでも人はいいように解釈して信じ込む。
外れる人もある程度予防線を張ったりしている。集合意識が変化したから起こらなかったとかね。
まとめ
予言によって危機管理能力が高まるのはいい事だけども、信じすぎるのは良くない。
結局のところ人間に予知能力なんてなくて、どれだけカンのいい人だって地震発生の30秒前くらいに気づくレベル。
明日起こることは誰にも分からない。
だから、いつだって準備することは大切だ。
安易な発言に左右されて戦々恐々とするよりかは、そうかもなくらいに捉えておいて「まぁ、準備はしてるし大丈夫」くらいの意気込みでいるのがベストだ。
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