ハエトリグサは食虫植物として有名で、夏のコバエ対策しとして育てている人もいるでしょう。
この草は食虫植物の中でも珍しく、素早いスピードで虫を捕まえます。
ただし、別に栄養を虫で補給しているわけではないので
面白がってその行為を繰り返していると簡単に枯れてしまいます。
虫を捕まえるメカニズム
ハエトリグサの感覚毛の部分に虫が2回以上触れると
ジャスモン酸グルコシドという物質が発生して、およそ0.5秒で葉が閉じて
10日間ほど掛けてゆっくりと虫を溶かします。
10日経つと、再びひらいて死骸を捨てて獲物を待ちます。
ジャスモン酸グルコシドは、感覚毛に触れると放出されますが
1回では葉が閉じるまでには至らず
20秒ほどでリセットされます。
もしも虫を逃がしてしまっても、3日程度で開きます。
栄養分を得ているわけではない
ハエトリグサは、肥料となる栄養塩を得るために捕虫をするので
別に捕虫しなくても、肥料不足ではあるものの枯れることはありません。
植物ですから、水と光合成でなんとか生きていくことは出来るのです。
逆に捕虫を行うことは相当なエネルギーを消費するので
あまりやり過ぎると、ハエトリグサ自体が枯れてしまいます。
またハエ以外にも、他の昆虫であったりナメクジなんかも捕食するようです。
ただし、アリなんかを捕食すると、アリの酸で逆に枯れてしまうこともあるようです(;´∀`)
結構デリケートな植物なんですね
ポケモン:マスキッパの原型
ハエトリグサはポケットモンスターのマスキッパの原型だと思えます。
その容姿は勿論ですが、タイプも草タイプです。
ポケモン図鑑の説明についても、食虫植物の様相が事細かく書かれていました(;´∀`)
アニメだとコジロウのポケモンですけども
獲物と間違えて食べるさまは、ウツボットの時と変わりませんねw
まとめ
姿に似合わず育てるときには色々と制約があるようで
結構デリケートな植物です。
英語名は「Venus Flytrap」で女神のまつげという可愛らしい名前ですw
日本でも売られているので、夏のコバエ対策に育ててもいいかもしれませんね!
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