生物解説:ハブの80倍の毒を持つ「エラブウミヘビ」

動物
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エラブウミヘビ

 

青と黒のコントラストが綺麗な海蛇

エラブウミヘビ

 

この蛇はハブの持っている毒よりも約80倍も強力な「エラブトキシン」という毒を持っています。

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実はかなりおとなしい生物

毒はハブと比べるととてつもなく強いのですが
エラブウミヘビは基本的にはおとなしい生物で、
余程のことがなければ人間に噛み付いてきたりすることはありません。

沖縄などでは、素手で捕まえて、日干にしてエラブ汁を作ったり
泡盛につけてエラブ酒にしたりと、食用として取られています。

 

 

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青いのは若いエラブウミヘビ

青と黒のコントラストが美しいのですが
これはまだまだ若いエラブウミヘビです。

成長するに連れて、褐色を帯びてきて
このような姿になります。

エラブウミヘビ成長

なんかハブと見分けつかないような色になっちゃいますね…(;´∀`)

 

 

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エラブトキシン

エラブウミヘビが持っている毒として「エラブトキシン」というものがあり
これにもa,b,cと3つの種類があるようです。

毒の種類としては神経毒で、筋肉を麻痺させます。

 

人間が噛まれると、呼吸困難などを引き起こし
最悪の場合は死に至ります。

 

このエラブトキシンはハブ毒の約80倍も強力とされています。
しかし、前述のとおり非常におとなしい生物であり、口も小さいので
噛まれることは少ないのです。

 

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陸上でも生活する

実は、海蛇と言いつつも陸上でも活動することもあります。

彼らの種が海に適応したのはごく最近のこととされていて
交尾や産卵に関しても、陸上で行われていると言われています。

また幼体のエラブウミヘビが集団で上陸される様子も確認されていて
彼らの行動範囲としては、まだまだ海よりも陸上のほうが多いという見解が強いです。

 

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まとめ

毒だけ見れば危険な生物ですが、基本的におとなしい種族であることや
その美しい姿のために飼育している人もおおい種族です。

沖縄では食用としても使われていて
結構人間との垣根が少ない生物に思えます。

 

フィギュア化もされているので、
生態を知るとまた愛着がわきますねw

食玩 チョコエッグ 日本の動物 第4弾 117 エラブウミヘビ
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