ハエは世界中で3000種類もいて、日本だけでも60種が存在しています。
その中でも、イエバエ・クロバエ・ニクバエの種類は衛生害虫として扱われます。
なぜこのハエたちは害虫と言われるのかと言うと、人間にとっての汚物が大好物だからです!
汚物とひとまとめに言うと分かりにくいと思いますが、排泄物であったり動物の死骸とか腐ったものです。
なぜハエは汚物を好む?
ハエ科の生物の主食となるのは花の蜜などなんですが、たんぱく質を摂取する為に好んで汚物に群がります。
そして、そのまま我々が口にする食物にまで手を出してくるのです。
この時、ハエの体についているバイ菌やウィルスを媒介し、人間を病気にさせてしまうのです。
この様な媒介をする害虫の事を「衛生害虫」と呼びます。
衛生害虫
先ほども言った通り、汚物と食物の間を行き来して我々に病気を媒介する害虫を衛生害虫と言います。
ハエは勿論ですが、ゴキブリやダニやノミや蚊が挙げられます。
衛生害虫は広義的に使われ、
「吸血をして病気を媒介する害虫」
「不衛生な場所を行き来する害虫」
「見た目がキモい害虫」
と言う意味を持っています。
衛生害虫の他には「農業害虫」「不快害虫」があります。
多くの害虫は衛生害虫の場合が多いです。
ハエのもともとの役割
ハエという種類は、死骸などを食べて循環させる自然の中でちゃんとした役割を持っています。
しかし、人間が増えたコトにより生息範囲を拡大させ、現在の様な害虫に区分される様になりました。
自然の中で生活してくれていれば、それほど悪い虫ではないのですけども…
まぁ、なってしまったものは仕方ないですね。
まとめ
ハエと人間の戦いはこれからも続くでしょう。
人間が滅びても虫が滅びることはありませんから根絶は難しいです。
地球全体が南極みたいにならない限り虫は活動します。
しかも、多分寒さにも適応するから、いなくならないでしょうねぇ…(^◇^;)
対策としては、生ゴミなどを放置しないようにするしかありません。
ハエはネギやお酢などを好みますので、それらの臭いが漏れないようにするコトも手段の一つです。
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