キラー・クラウン 殺人ピエロ
彼を形容する2つ名には必ずピエロという単語が使われます。
彼は、33人もの青年を殺害した狂気の男です。
表の顔は事前実業家
彼を知る人物は、殺人がなければ必ずと言っていいほど優しい人物だったということでしょう。
実業家であった彼はよくホームパーティを開き
ピエロの恰好をして子どもたちを楽しませたというのです。
そして、そのときに自分の欲求を満たす相手を探していたと言われています。
殺人クラウン
ゲイシーは犠牲者となる人物を呼び出すと
自宅で「手品の練習だ」などと言って手錠を掛けて、相手を絞殺します。
ゲイシーは少年に対して強い性欲を抱いていて、一度捕まっていました。
出所後、ゲイシーは「ポルノを見よう」と少年を誘い出しますが
抵抗されたので少年を殺してしまいます。
これが彼にとっての始まりとなったのです。
死体は自宅の床に埋めていましたが、床下のスペースが一杯になると川に流すなどしていました。
逮捕から死刑
ゲイシーが逮捕されたのは、ガソリンスタンドの店員にマリファナを手渡している麻薬容疑だったのですが
警察はもともとゲイシーに対して殺人の目も向けていたので、家宅捜索が行われ、29人もの遺体が見つかりました。
逮捕されたゲイシーは、精神衰弱や多重人格などで死刑を免れようとします。
そんな時、文通で知り合った少年と面会することになり
そのときに少年を殺害しようとしたことで年貢の納め時となったのです。
薬物注射による死刑になったゲイシーですが、投薬された薬に対して強く抵抗し
20分もの間苦しんで絶命したといいます。
これに対して、執行人となった人は「ゲイシーに殺された人の苦しみに比べれば、軽すぎる」と言ったそうです。
絵師:ゲイシー
ゲイシーは獄中で絵を書いていました。
こういうことをする受刑者は多いのですが、中でもゲイシーの絵は高値で取引されています。
ゲイシーの絵は、一枚100万以上もするもので
ハリウッド俳優であるジョニー・デップが購入したことでも話題になりました。
検索すると色々出てくるので、興味のある人は探してみて下さい。
ただ、どの絵もどこか狂気を感じます。
まとめ
色々とモデルにされることも多い殺人鬼ですが
サイコパスという部分から見ると、すごくぴったりな人物といえるかもしれません。
サイコパスは実業家など要職についていることが多いと言われています。
第二のゲイシーが出てこないことを祈るばかりです。
コメント