さぁ、ゲームの始まりです。
小学生を恐怖に陥れる事件が起こった。
行方不明になっていた少年の首が校門の所に飾られ
出版社などには犯人からのメッセージが送られたのだ。
差出人は「酒鬼薔薇聖斗」とされ
犯人の正体に世間は更に恐怖を塗り込まれることになった。
少年A
殺人の犯人として逮捕されたのは当時中学生だった少年だった。
少年法の観点から、実名報道を控えられ少年Aとだけ報道されたが
この少年Aをカリスマ視する中高生も多かった。
少年Aは被害者の少年を呼び出すと殺害し
家族が返ってくるまでの間に風呂場で頭部を切り落とすと
残った遺体を雑木林にある貯水槽の下に隠した。
そして、朝の誰もいない時間を見計らって少年の首を校門に飾ったのだ。
少年Aの異常な行動
少年Aは中2病というかカナリの妄想癖に取り憑かれていた。
彼はバモイドオキ神という邪神を信仰していて、日記には神に対する信仰が綴られている。
そして、この事件のことも、神に捧げたと綴られていた。
しかし、精神鑑定やCT・MRIの結果
彼は正常な状態で殺人をしていたことが明らかになり
単なる中二病だということが明らかになったのだ。
出所後
出所後、彼は手記「絶歌」を出版する。
それだけにとどまらず、「存在の耐えられない透明さ」というHPを公開し
自身が描いた絵などをアップロードしている。
ナメクジに対して異常な愛着があるようで、バモイドオキ神はナメクジなのかもしれない。
そう思うくらいにナメクジの絵で埋め尽くされていた。
そして、有料のメルマガも配信しだした。
タイトルは「元少年Aの”Q&少年A”」
現在は凍結されている。
これに対して遺族は少年Aを強く非難した。
まとめ
中学生が起こした猟奇的な事件として、一時は大きく取り上げられたが
このような少年犯罪は今は珍しくなくなってきたような気がする。
時代背景もあるだろうが、このような事件を何一つ参考にできていないのではないだろうか
中学生という多感な時期に何があってこういう行動をするのかは分からないが
世間の無関心が増長させているのではないだろうか
結構タブー視される事件だけども
私自身は、この事件を忘れてはいけないと思っている。
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