私が昔から言われ、大嫌いだった言葉がある。
「勉強しろ」という言葉だ。
今だからこそ言えるが、この勉強しろという言葉は子供をバカにする言葉だ。
正直に言うと、言われたからやるではイエスマンになるし
子供の心としては、この言葉に反抗して勉強しなくなる。
この言葉は、子供をバカに育てる言葉No.1だ。
この言葉は、日本語としてもおかしい。
そのことに気づいていない日本人の多さにビックリするわけだが
この言葉には動詞しかないのだ。
主語・述語・装飾語がない。
これでは、「何を」勉強しろなのかが伝わらないのだ。
子どもにとっての勉強と言えば
国数英理社の5教科しかない。
当然、勉強しろと言われればこのどれかをやればいい、やらなければいけないと思ってしまう。
だが、私たちは真の勉強の意味を知っているはずだ。
それを子どもたちにも分かりやすく教えてやる必要がある。
子どもが興味を持ったことに対して、謎を与えていけばいいのだ。
そして、それを教えてもらい知識を有することの楽しさを感じさせなければ、真の意味での勉強には程遠い。
今の学校のやり方というのは単純に詰め込み作業だ。
私も経験があるのだが、1と10しか教えない教師がいる。
理解するためには、1~9まで聞いて10を知らなければならないのにだ。
問題があって、正解だけを求めるのは日本人の悪い癖だ。
真に求められているのは理解するということなのに、答えだけを詰め込んでそれだけで満足してしまう。
今の教育では、イエスマンかバカしか生まれない
自分で考えて行動できる人間が育たないのだ。
考えることが出来ない子供は、他の真似をするしかない
その結果が、いじめの発展だと多くの人間が気づかない
それが悪いことだと思っていない親が多いからだ。
テレビの中の出来事は現実じゃない。
そういうふうに育ててきたから、自分たちがしていることとテレビの中のことは別のものだと
そういう勘違い起こしてしまっている。
そして、昔のことと風化して忘れ去ってしまった頃に
親の真似をして子供がいじめに加担するのだ。
全ては無責任な言葉を投げかけた親にある。
そういう親になる前に、さっさと子供に目を向けろ。
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