ブログ経営をしている人でWordPressを使っている人も多いと思う。
私のこのブログもWordPressを導入して使っている訳だが、
そのWordPressをリリースしているAutomatic社がサンフランシスコにあるオフィスを閉鎖して、
リモートワークに完全に移行する事が分かった。
リモートワークとは
リモートワークとは単純に仕事をする場所を選ばずどこでも好きな場所で仕事をするスタイルだ。
日本でも最近になってようやく在宅ワークなどの話が起き上がってきたが、
Automatic社は会社が出来上がってから今日までもリモートワークを推奨している会社だった。
リモートワークの最大の利点は会社という縛られた空間で機械的に仕事をする必要がなく
自身が過ごしやすい環境でリラックスした状態で仕事をする事が出来るところにある。
逆に会社にはあるであろう設備を自分で用意しなければならないというデメリットもあるが、
PCでの作業が中心的になるのであれば設備はコンセント程度で十分なのではないだろうか。
働き方の先を行くAutomatic社
Automatic社の先駆けはリモートワークだけではない。
面接をオンラインでやったりオフィスを必要としない働き方の先駆けと言っても過言ではない。
そもそもAutomatic社に勤務している従業員のうち本社に近い場所に住んでいる人は少なく世界中に散らばっている。
グローバルに展開をするためには、拠点を設けて働く場所を固定してしまうよりも、
いつでも迅速に対応が出来るように個々人のライフワークと密接させておいた方がいい。
Automatic社は会議などはビデオ通話を採用し、ホウレンソウにはチャットを使う。
ほぼ全ての事がオンラインで完結すると言っている。
もしも、社員同士が直接対面しなければならない場合は世界中どこでも経費は会社が出す。
今回のオフィス閉鎖の話は、こう言った働き方のAutomatic社だから出来る事だと言っても過言ではないだろう。
日本でこう言う働き方が出来ないわけ
日本でこう言った働き方が出来ないのは働き方に関する考え方の違いがある事もそうだが、古くから日本人は働く場所を固定してきた。
そもそも、事業をするためには特定の住所がなければならないと言う法律もある。
そして何よりも、日本では在宅をはじめとするリモートワークを管理出来ないと言う欠点がある。
上司からしてみれば、リモートワークでちゃんと仕事をしてくれるのかと言う懸念がある。
実際に働く人にしてみれば、どのタイミングで仕事を終えて良いか分からない。会社に行かないことに負い目を感じる。
そう言った生来の考え方の違いが日本が世界に遅れを取る大きな懸念点であろうと思う。
日本の働き方の多くは「please」ではなく「must」なのだ。
だからこそ、作業が機械的になるしサービスの質にしてもマニュアル的になってしまう。
まとめ
日本の働き方改革を打ち出すのであれば、会社に行かなければならないと言う義務感を
放棄したところから考え方を変えて行く必要があるのではないだろうか。
すでにノマドワーカーや在宅ワークと言う考え方があるのをどうやって有効活用して行くのか
それが働き方の第一歩ではないだろうか。
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