つい先日、DTVで配信されて居た古畑任三郎を見ていて、今の子供たちはこのドラマを知らないんだろうなぁと少し悲しい気持ちになった。
私もそれほど昔のドラマを知っているわけではないが、それでもこれらの作品は見てもいいんじゃないかなと言うのをいくつか紹介させてほしい。
古畑任三郎
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刑事コロンボを日本風にアレンジすると言う試みから始まった古畑任三郎シリーズ。
犯人たちはみな完全犯罪を成すために色々と策を練るのだが、警部補古畑任三郎によってことごとく事件を看破されてしまう。
基本手に1時間の1話完結型。
最初に古畑から「今回の犯人は~」とどんな人物かが語られ、犯人たちが犯罪を行う所から物語はスタートする。
そして事件現場に古畑がやってきて目ざとく犯人の穴を突いていく。
コメディタッチなので、シリアスが苦手な人にもオススメだ。
ちなみに名探偵コナンの白鳥警部のフルネームは「白鳥任三郎」
言うまでもなく名前のモデルや髪型は古畑任三郎から来ている。
はぐれ刑事純情派
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今は亡き、必殺仕事人シリーズの藤田まことさんが演じるサスペンスドラマ。
2時間ドラマとして土日のお昼なんかにやってるのをちょくちょく見ていたが、面白い作品である。
テレビドラマが1998年に始まり2005年までの作品数は444作品にも及ぶ長寿な作品となっている。
あぶない刑事
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柴田恭兵さんと舘ひろしさんが演じたコメディタッチの作品で、アクションが多めの作品。
必ずと言っていいほどガンアクションが出てくるし、ハッチャケ系の作品が好きならば絶対に見て損のない作品だと言える。
合間合間にハードボイルドもかもし出されるのがいいギャップ感にもなっている。
略称は「あぶ刑事」で、劇場版作品がいくつか公開されているので知っている人も多いだろう。
時効警察
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時効になってしまった殺人事件を趣味で解き明かす主人公の物語。
シリーズも2まで出ていたのだけれど、今殺人については時効がなくなってしまったので今後シリーズが続くことはないだろう。
事件はどれも迷宮入りして時効が成立した事件を解決して行く1話完結型。
犯人達は「何故?」とか「今更分かったからなんなの?」みたいな感じになるわけですが、主人公は「趣味です」の一言で片付けるのがまた面白い。
そして、事件の真相を誰にも言わない事を約束する「誰にも言いませんよカード」を渡して主人公は去って行く。
言うまでもなくコメディ色の強い作品になっている。
踊る大捜査線
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「レインボーブリッジ、封鎖できません!」
「室井さん聞いてくれ…。仲間が撃たれた。どうして現場に血が流れるんだ!」
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
数々の耳に残るフレーズを世に輩出した踊る大捜査線シリーズ。
コメディタッチながらも細部にまで設定を拘った作品で、たまにシリアスもやる。
織田裕二さんと言えば踊る大捜査線と言っても過言ではないくらいの織田裕二さんの出世作。
元々の登場人物を知らなくても、映画を見ればどんな世界観かは分かると思う。
ふとした時に、また観たいなと思える作品なのは確かである。
まとめ
今回は私が観た中で古いものを上げていった。
もちろん、世代の人にとっては当たり前の作品が多いのだけれども、今小学生の子達やこれから先生まれてくる子たちは、この面白い作品達に出会わずして過ごして行くのかと思うと寂しい気持ちになる。
今回紹介した5作品は世代を超えて愛されるべき作品だと私は思う。
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