11月21日から配信が開始された「どうぶつの森 ポケットキャンプ」
どうぶつの森の最新作にして、スマホで遊べる手軽さということで話題になりファンも多い。
しかしながら、正直なところで言えばどうぶつの森としては微妙な部分が多すぎると言わざるを得ない。
最大の欠点は自由度が少ない
どうぶつの森と言えば、自由にスローライフを楽しむことが命題になっている。
しかしながらポケットキャンプ(以下ポケ森)は、そこまで自由にスローライフできるかと言われると、そんなことはない。
マップによって出来ることが限られているので、ここで釣りがしたいとか、虫取りがしたいとかそういった要素がない。
もちろん、花を取ることも出来ないし、四つ葉のクローバーを探すことも出来ないし、住人を落とし穴にはめることも出来ない。
出来ないづくしのオンパレードだ。
個人的に魚や虫をインテリアとして置くことが出来ないのも私は残念だなと思うポイントだ。
いいかなと思うシステムは家具の制作ができるところだけ
素材を集めて時間をかけて家具を作ってもらうというシステムは、自分がほしい家具がなかなか商店に並ばなかった私としては嬉しいことなんだけど、明日は何が売ってるのかなと商店を訪れるという楽しみはなくなった。
一応、今回もまめきちのところで買えるは買えるけれども、それよりも作ったほうが早い。
アップデートで服も作れるようになるらしいけれど、それよりもドットでオリジナルのデザインを作れていたときのほうがいいと思う。
期待してたのと違う住人システム
仲良しゲージを溜めると、動物が遊びに来てくれるというのがあったけれど、動物を招いたらそのまま固定になってしまうみたいなシステムは正直望んでいなかった。
そもそも動物の入れ替わりはどうぶつの森シリーズの醍醐味で、引っ越しとかそれを引き止めたりとかそういうのも一つの楽しみだったのになぁとか思うんだよね。
レベルシステムは必要なかった
住人との仲良し度が上がればキャンパーレベルが上がるっていうシステムだけど、まず上がりにくいし、レベルを上げることに固執しすぎればスローライフじゃなくなってしまう。
レベルによって作れる家具が開放されていくってシステムもどうかなって思うんだよね。
と言うのは、それって効率重視の人からすればしずえチェレンジを効率良くこなしてっていう作業ゲーになるよね。
DSのときとかは、ベルを溜めるために虫を取るっていう作業ゲーもしたことがあるけれど、実際の楽しみは好きなようにゲームの中で生活を楽しむこと。
そう言う意味で言えば、レベルシステムはどうぶつの森にとって一番不要なものだと言わざるを得ない。
生活をする事以上に作業をすることへのゲームになった
どうぶつの森 ハッピーホームデザイナーの時とかもそうだけど、自分で生活するよりはゲームの中の住人を喜ばせるゲームにシフトチェンジして行き過ぎだと思う。
ゲームの中で自分の時間を満喫することこそがどうぶつの森のスローライフのはずが、動物のために働かされる社畜ゲームになってしまった…。
ハッピーホームデザイナーのそういったシステムがポケ森にも持ってこられていて、動物をキャンプ場に呼ぶためにその動物の好きなものを時間と資材を使って作っていくっていうのは、やってて苦痛を感じる瞬間がある。
ハッピーホームデザイナーに申し訳程度の釣りと虫取り要素を足したゲーム。
そんな印象だ。
我々が期待しているのはどうぶつの森なのだ
正直私達がやりたいゲームはどうぶつの森なのだ。
何もしない時間を過ごしたり、気ままに虫や魚を追いかけたり、ちょっとした住人との会話を楽しむ。
その過程で、たぬきちに借金を返したり、虫や魚をコレクションして博物館を完成させたり。
そういった何でもないゲームを楽しみたいのだ。
スマホだから課金させるための要素として時間経過のシステムを作るのは悪いことだとは思わないけれども、明らかに作業ゲーの色が強すぎて、1日1時間もやらない。
まとめ
ポケ森自体の発想は悪くはないけれど、縦で遊ぶよりは横のほうが見やすいと思うし、もっと釣りとか虫取りとか穴掘りとかしたい。
その上で、動物たちと時間を共有したいのだから、強制されながら動物たちのお願いを叶えるのは何か違うなと思う。
私のキャンプ上で、なにかモヤモヤマークを出しながら寝ている動物がいるのだけど、なにか悪い夢でも見ているのかと心配になるし、病気だったらお薬買ってこなきゃってなったりするのがどうぶつの森だと思うんだけど…。
喋りかけてもしずえチェレンジとかリーフチケットのことしかしゃべらないのは本当につまらない。
喫茶店もないし、どうせとたけけライブもないんだろうなぁ…。
とたけけのレコード集めもないんだろうなぁ
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